ある調査では、「医療機関の受診が不安」と答えた方が約7割に上ることが分かりました。
当院でも感染を心配され、受診を控えていらっしゃる方が少なからずいます。白内障の手術後や、緑内障などの慢性疾患など、通院が必要な方も含まれています。
当院では、今年3月から感染対策については徹底して管理してきました。
24時間換気に加え、診療時間内は窓を開放して空気の流れを作っています。また、8台の空気清浄機が常に稼働しています。光触媒を搭載した空気清浄機で、ウイルスが不活化することが確認されています。
使用した検眼枠や、検査や診察時の接触部位、座椅子などは、患者さんの使用毎にアルコールや次亜塩素酸水を用いて消毒を行っています。また、Etakと呼ばれる抗菌バリアが約1週間持続する消毒液を、接触する部位全てに定期的に使用しています。(Etakは広島大学大学院医歯薬保健学研究院二川教授が開発した製品で、除菌成分と接着成分の化学合成で表面に固定化させることができ、長時間「防菌」「抗ウイルス作用」が持続する特許成分です。)
5月から予約制を導入し、待合室が密にならないようにしました。また、6月から自動精算機を導入し、金銭の授受による感染防止も行ってきました。これは、クレジットカードやQR決済にも対応しています。
どうしても感染が心配な方は、車で待機していただいたり、薬のみ処方などで対処させていただいていますので、気軽にご相談ください。
コロナがいつ終息するかはまだ誰も分からない状態です。ただ、マスコミの過剰な報道の影響で、心配し過ぎな部分があるのも事実です。患者さんの心配が少しでも減るように、当院も感染対策を怠らないよう努めてまいります。